やおらヤオラー研究


ヤオラー研究編
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無反応…
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女性向け
検索エンジンや個人サイト等で、
ヤオイを「女性向け」としてカテゴライズしているのをよく見かけます。
その発祥はおそらく同人界でしょう。
ヤオイそのものが同人界で発展したものだし
女性ヌード満載のエロが男性向けならばその逆は女性向けだろ等と
わりと安易な感じで生まれた表現なのではないかと…
実際はどうなのかわかりませんが。
今となってはエロに限らずヤオイ全般を指す言葉になっています。

一般的に「女性向け」というのは
「リカちゃんおままごとセット…女のコ向け対象年齢10歳以上」
「パリの女のコ達に大人気!ヴィトンの春の新作バッグ」
「生理痛によく効く漢方薬はこれだ」
「誰にも訊けない女のコ達の悩み…処女膜ってどうなってるの?」
といった具合に「女性が興味を持ちそうな話題」或いは
「女性をターゲットにした商品」を指します。
確かにヤオイも需要供給ともに女性がメインなので
「女性向け」のカテゴリーでも決して嘘ではない…のですがしかし。
ヤオイそのものがかなりレアな嗜好なので
「女性向け」なんてあまりに大雑把な括りかたをすると
かえって他の大勢の一般女性に申し訳ないような気がします。

なのでもしかしたら一般人や、またヤオラーの中にも
ヤオイを「女性向け」とすることに違和感を覚える人がいるのではないかと
密かに思っていたりするんですがどうでしょう。
私なんぞはわりとそうです…
「慣れ」はしたけど「納得」はしていないというか。
まーさほど拘るタイプでもないし
臨機応変に「女性向け」の意味を察するようにしてますが。

カップリング
カップリング(略してカプ)とは漫画小説等の登場人物(男性限定)を
2名(またはそれ以上)の恋愛関係に見立てることです。
つまりカップリングこそがヤオイのヤオイたる所以であって
それだけにヤオラーにとっても大変に重大なことです。
その拘りはハンパじゃないです。
なのでヤオラーとお近づきになるには
その人のマイカプを知っておく必要があります。
軽い冗談のつもりで「○○って受けっぽいよね」等とうっかり言おうものなら
「そう!そうなのよ!!○○は絶対受けなの!」と同志扱いされたり
逆に「あなたとはお友達になれないわ」と突き放されたりします。

カップリング(しかも男同士)するという発想がまずない非ヤオラーには
このカップリングこそがヤオラーの最大の謎なんですが、
所謂コアな趣味世界ではわりとよくある現象だと思います。
例えばエンスーなんぞも常人には計り知れないものです。
エンスーとは車やバイクの改造に時間と金と命を捧げる人々のことですが
性能アップのための改造ならともかくそうでないケースも多々。
車検に通らないことも多々。
エンスーは万が一下手な改造が原因で事故っても
純正に戻すでなくさらなる改造で事故原因を取り除くことを目指します。
正確にはエンスーと改造マニアは別物らしいですが
一般人からすればどちらも似たようなものにしか見えません。
何故ならエンスーがハマる車は概ね国内外の旧車であり
そのほとんどはなんらかの改造なしでは乗れないことが多いからです。

元ネタが純正だとしたらカップリングは言わば「改造」の一種でしょう。
そしてヤオラーもエンスーと同じく時間と金と命を喜んで捧げています。
エンスーの語源は「Enthusiast」(〜に熱中する人)という意味なので
その点からしてもあながち外れてはいないかも。
100人のヤオラーがいれば100のカプがあり、
何故そのカプなのかという理由や解釈はおそらく100以上あります。
エンスーの「ジャガーとジャグワァの違い」についての講釈を
長々と聞きたくないという人は
ヤオラーにもカプについて質問するのはやめておくべきでしょう。

ただ、ヤオラーがエンスーと異なるのは
カップリングが元でしばしば諍いになることでしょうか。
英車エンスーが仏車エンスーを迫害したという話はあまりないですが
ヤオイでは逆カプ(攻めと受けが逆転しているカプ)は敵視されがちです。
リバ好きはどっちつかずの日和見主義者的扱いを受けることもあります。
長年の友情がカプの違いであっさり崩れることもあります。
ヤオイはある意味その人の理想の恋愛物語ですから
「友情よりも恋愛のほうが大切」という信条の持ち主ならば
友情を犠牲にすることに何の躊躇いもないです。

しかしまぁ他人の趣味や信条に口出しすることほど
間抜けなことはないわけで…
私個人としてはあまり見苦しくない程度にね、くらいしか言えません。
大多数(大衆)に与える印象こそがマイノリティの強みにもなり
弱みでもあるのですから。

非ヤオラーの憂鬱
マジな話、ネット人口は日々爆発的に増加しつ続けています。
同時にヤオイサイトの数も増え続けています。
ヤオラーにとってはまさに喜ばしい現象でありますがしかし。
決して忘れてはいけない事実がひとつ。
ヤオラーはネット人口の比率で言えばごく僅かでしかないです。

ヤオラーのかたがたにはネットはさながら
百花繚乱のヤオイサイト博覧会のように感じるかもしれませんが
非ヤオラーにとってのネットはそうではありません。
一般的にネットとは、検索し情報を収集する場です。
「24歳OL、東京近郊に住んでまーす」という交流の場でもありますが
まーそれは置いといて。
例えばごく普通の人が興味ある物事について情報を集めようと
Googleでキーワードをいくつか入れて検索してみたら
「レゴ○スxア○ゴルン」とか「フ○ドx○ム」とか
あまつさえ「ギ○リ総受け」といったサイトがヒットしたりします。
これはびっくり。
というか意味がわからないのでとりあえずクリックしてみたり。
すると「このサイトは同人的意味合いを含み…」等という説明が。
お若いかたは御存知ないかもしれませんが
「同人」は元々明治時代なんぞの文学的活動だったわけで
地元行政の「シルバーパソコン教室」なんぞでネットに参入したお年寄りは
小説家を志した若かりし頃を思いだし
懐かしさのあまりついENTERをクリックしてしまうかもです。
逆に学校でパソコン習いたての小中学生が
「同人?やおい?JUNEってなんだろ。でもコレ、かわいい〜」と
マウスストーカーに魅入られてENTERをクリックする可能性もあります。
…後は推して知るべし。

非ヤオラーにとって一番つらいのはこういう時です。
なんせ心の準備ができてないのでショックは想像以上に大きいです。
もちろんヤオるのは自由です。
さらにそのサイトを開設するのも(法に触れない限りは)自由です。
しかしそれを見せつけられるのは苦痛以外なにものでもないです。
TOPで警告してるじゃないか、とおっしゃるかもしれませんが
上記の例のように警告が警告として成立してないケースもあります。
はまりきってるヤオラーさんには
専門用語とそうでない言葉の区別がつかないことがままあるです。
一般人に対する警告文は当然一般人にわかる文章でなくてはなりません。
「ヤオイ、JUNEなどの言葉を御存知ないかたはお引取りを」という文章も
情報収集しようと考えている人間にはかえって
「私の知らない新しい情報がここに?」と誤解させてしまいます。
「女性向」という言葉も非常に曖昧なので
警告文に使用するのは不適切かもしれません。

しかしなによりも大切なのは検索除けをすることです。
パロサイトは是非とも全ページを検索除けしてください。
Googleでいきなりレゴ○スとギ○リの超エロエロシーンに飛ばされると
お年寄りの場合血圧が心配にもなります。
○輪物語はファンタジー文学の古典なので年配のファンも多いです。

そして当然、非ヤオイサイトでヤオイ話題はタブーです。
これも非ヤオラーには耐え難い行為です。
非ヤオラーのヤオラーに対するマイナスイメージの最たるものは
「ヤオラーはTPOをわきまえない」というものです。
ゲーム攻略サイトの掲示板でいきなりヤオイ長編を連載しないように。

人様に正しく認めてもらうにはまず礼節を忘れないこと。
インターネットは万人に開かれた場所です。
あなたのサイトもインターネットの構成要素のひとつに過ぎません。
この公の場であるインターネットに
麗しくも切ない「秘密の小部屋」を作りたいのであれば
あなたのため、そして非ヤオラーのためにも
是非パス請求制にしてください。

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